校長挨拶
この度、小倉工業高校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本校は、官営八幡製鉄所の操業開始に先立つ2年前の明治32年に、我が国における重工業の発展を支える人材を育成すべく開校されました。以来、我が国を代表する工業高校として本年度創立125周年の歴史と伝統を誇る本校の卒業生は2万3千名を超え、国内外の各界で活躍されています。最近では技能五輪国際大会で4名の卒業生が金メダルを獲得しています。
現在は、機械系(機械科、電子機械科)、電気系(電気科、電子科)、化学系(工業化学科)の3系5学科編成で、学習活動や学校行事、部活動やものづくり、資格取得などの教育活動に教職員一丸となって取り組んでいます。本校では、多くの生徒が部活動に入部し大会などで活躍しています。昨年度、運動部では空手道部と水泳部が九州大会に出場し、空手道部は全国大会にも出場する活躍を魅せています。また、文化部では書道部や吹奏楽部が県大会に出場、ものづくり部やエレクトロニクス技術部が九州大会および全国大会に出場しています。特にエレクトロニクス技術部は、高校生ものづくりコンテストで九州大会準優勝、全国大会4位入賞を始め、ジャパンマイコンカーラリー2024の九州大会では優勝・準優勝、全国大会でも4位入賞&技術賞の素晴らしい成績を収めています。
近年の技術革新の進展はもとより、新型コロナウイルスや本年の能登半島地震をはじめとする自然災害等、社会が劇的に変化する現在において、今年度の学校教育目標を「Society5.0を切り拓く志高き自律心と思いやりの心をもった『質実剛健 倉工生』の育成とし、「ものづくり」への夢と使命感をもち、持続可能な社会の創り手として次代を担う工業技術者の育成する日本一の工業高校を目指します。
今後とも、本校の教育活動に、ご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
福岡県立小倉工業高等学校
校 長 伊藤 学